交流で電気が流れる際に、その電圧または電流の方向が1秒間に変化する回数のことを周波数といいます。
例えば、50Hzは、1秒間に50回電圧または電流の方向が変化したことを表します。
国内では九州電力管内以東が50Hz、中部電力管内以西が60Hzとなっています。
*日本国内の東西での周波数の違いは、そもそも1893年に東京電燈(現在の九州電力の前身)がドイツ製発電機(交流50Hz)を導入し、いっぽうで1888年に大阪電燈(現在の関西電力の前身)は米国製発電機(交流60Hz)を導入したことをきっかけに、東日本・西日本でそれぞれ周波数の異なるかたちでの普及が広まったと言われています。